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■ガラスの定義
溶融物を結晶化することなく冷却して得られる無機物質
1.結晶でない
2.溶融物の冷却によって作られている
3.無機物質である
■ガラスの種類
一般に食器、工芸品、壜、理化学ガラスに使用されているガラスには以下のガラスが主に
使用されている。
■ソーダガラス(ソーダ石灰ガラス)
■カリガラス(ボヘミアンクリスタル)
■セミクリスタル・クリスタルガラス(レッド・フルレッドクリスタル)
■硼珪酸ガラス(耐熱ガラス)
ガラスは結晶と異なり一定の原子の配列をしていないが、Si(珪素)とO(酸素)の結合を
中心として他の元素が結びついている。自由度があるため、いろいろな組成のガラスが存在する。
■ガラスの原料
普通のガラスの中心になる成分はシリカ(珪酸(けいさん)ともいいます)で、化学式で書くと
SiO2です。
普通のガラスは、珪砂・ソーダ灰・石灰が主な原料で、さらに丈夫にするためや色をつけるため
に必要な原料を加え、よく混ぜて、高い温度でガラスにします。
■ガラス製品の取扱い上の注意(食器、花器、時計、灰皿、置物など)
【ガラスの種類に関する注意点】
ガラス製品には、一般のガラス、高級品のクリスタルガラス、物理的強度を高めた強化ガラス、
熱に対する耐性を高めた耐熱ガラス、などの種類があります。
◎強化ガラスについての注意
強化ガラスは耐熱ガラスではありません。
ガラスは急激な温度変化(特に急冷)で割れることがあります。ガラスが熱いうちに冷たいものを
入れたり、ぬれたところに置かないでください。
◎クリスタルガラスについての注意
クリスタルガラスは、耐熱ガラス・強化ガラスではありません。大切にお使いください。
〈補定:耐熱ガラスについて〉
耐熱ガラス製品には用途区分があります。
ご使用の前にそれぞれの「耐熱ガラス製品の取扱説明書」をよくお読みください。
【ガラス食器についての注意】
(一般のガラス、クリスタルガラス、強化ガラスに共通の注意)
使い始めは洗浄してください。
密閉外装ではありませんので、ガラス食器の使い始めは中性洗剤などで洗ってください。
さらに詳しい情報は、こちら
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